「鳳林山」 長光寺 (曹洞宗)
新風記によると貞治5年(1366年)に通海という僧によって開創されたという。
また中興開山である格翁方逸は弘治2年(1556年)に示寂している。
開基は岡部小右衛門忠正で、小瀬戸に済んでいたという。
埼玉県指定有形文化財 長光寺本堂 1棟
長光寺の本堂は、桁行(けたゆき)11間、梁間(はりま)7間半、萱葺寄棟(かやぶきよせむね)の大建築で、惣門・山門・本堂が一直線上に建つ禅宗様の伽藍配置をしている。
内部は土間、広縁をとり、八室からなる平面構成で、二本の円柱を内陣に用いるほかは、すべて各柱とし、柱筋もよく通り乱れがない。土間には床下に長い階が残っている。
本堂は江戸時代初期の建物で、現存する曹洞宗の本堂としては、最も古い時期に属するものである。
名称 | 長光寺 |
所在地 | 埼玉県飯能市大字下直竹1056 |
連絡先 | 電話:042-972-3931 |
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