天台宗 勝光寺
【大川平三郎爺頌徳碑】
大川翁は万延元年(1860)当地横沼に生誕。
13歳の時、渋沢栄一の書生となり、大学南校(東京大学の前身)に学ぶ。
20歳で米国に留学、帰国後稲ワラパルプの製法を発明。
更にヨーロッパにて製紙技術を修得し、
我が国最初の木材による化学パルプの製造に成功す。
郷土を愛した爺は、三芳野村信用購買販売組合(農協の前身)の理事長となり
村民の福利に寄与する。又洪水の水害に苦しむ村民のため、越辺川に堤防を構築す。
又村民教育のために、三芳野小学校々舎の建築に私費を投す。消防団にポンプを購入。
又先祖の菩提寺たる勝光寺の萓葺屋根をスレート瓦に葺き替え寄進せらる。
大川育英会を設立し埼玉県に多くの人材を育成す。
爺は貴族院議員に勅選せられ、勲三等瑞宝章を受章す。
昭和11年(1936)享年77歳にて生涯を閉じらる。
名称 | 勝光寺 |
所在地 | 埼玉県坂戸市大字横沼361 |
連絡先 | 電話:049-283-3957 |
最寄駅 | 東武東上線「坂戸」駅 |
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